プランナーに聞く
SHIBUYA KITCHEN STUDIO
今回、scestoのオーダーキッチンをご採用いただいたSHIBUYA KITCHEN STUDIOについて、弊社プランナーの志村にプランのこだわりなどを聞いてみました。これからオーダーキッチンを採用されることを検討されている方、scestoのオーダーキッチンではどのようなことが実現できるのか知りたいという方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
インタビュー:高瀬志織
”レンタルキッチンスペース”のキッチン
ーこちらの物件でscestoのオーダキッチンが採用されたのはどのような経緯だったのか教えてください。また、特殊なキッチンに見えますが、どのような使用目的のキッチンなのでしょうか?
志村:ビルを一棟丸ごと改修し、語学学校や音楽ホール、貸しスタジオにし、その一画をキッチンルームにされるということでお声掛けいただきました。
レンタルキッチンスペース「Kitchen Studio」をメインとし、料理教室として、また音楽ホールを使われる方々の待機室として利用していただくことが目的です。
すでに他のプランを検討されていたのですが、「少しでも使い勝手が良くなるようにプランにしたい」ということでご相談いただきました。
料理教室を始めとした様々なイベントなどが行われている。
配管スペースと壁に挟まれた狭いスペースを活かしたプラン
ープランニングをするにあたりこだわった点やプランの詳細を教えてください。
志村:I型キッチンのシンク脇のカウンターをL型にすることで、トールキャビネットによってデッドスペースになっていた場所を家電置き場にしました。
L型のカウンターにすることで、隙間に身体を滑らせることなく、コーナーに立って作業ができます。
scestoにご相談いただく前のレイアウト図面。コーナーに設置予定だったトールキャビネットを利用するには身体を隙間に滑り込ませる必要があった。また、シンクとコンロの距離も近く、作業スペースが狭かった。
ご提案後のレイアウト図面。トールキャビネットではなく、L型のカウンターにすることで身体を隙間に滑らせることなく、コーナーを家電置き場として活用が可能に。引き戸の吊戸を設置することで収納力も確保しシンクとコンロの距離が広がり、作業スペースも広く確保。
また、カウンター下をオープンにすることで、分別ゴミ箱や食品の保管場所として利用できるようにしました。
今回は用途がキッチンスタジオなので、生活感が出てしまう家電やゴミ箱は壁に隠し、外から見えないようにしています。
カウンター下をオープンにすることで分別ゴミ箱や食品の保管場所として活用可能に。
料理教室だけでなく、日本語学科生の授業の一環としての利用も
ー設置後について、オーナー様からお言葉などはありましたでしょうか?
志村:設置後について、ご担当者様にお話を伺ったところ、
現在は、料理教室だけでなく、日本語学科生の授業の一環として定期的にご利用いただいております。また、お取引先様にはワインのソムリエコースや商品紹介のイベントの場としてご活用いただき、皆様よりご好評をいただいております。
と嬉しいお言葉をいただいております。
scestoでは住宅のキッチンだけでなく、今回のような問題解決のご相談から特注対応のキッチンのプランニングまでご提案させていただいております。
気になった方はぜひお問い合わせください。
スタジオ詳細
SHIBUYA KITCHEN STUDIO
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-17 NKG東京ビル TEL:03-6427-8890 FAX:03-3463-4901 |
今回登場したキッチンはこちら
オーダキッチン
希望小売価格:オープン価格
■プラン
スタイル
L型:間口3300 奥行き1130
アイランド型:間口2000 奥行き1000
ワークトップ
L型:ステンレスバイブレーション仕上げ
アイランド型:アイカ工業 フィオレストーン ミスティブラック MB03
扉
アイカ工業 メラミン ホワイト KM0001KM
■採用機器
水栓
グローエ コスモポリタン 3139002
浄水器
クリンスイ A103ZC
食洗機
ミーレ G4820SCi ブリリアントホワイト
加熱機器
L型:ハーマン +DO DW35F2JTKST
アイランド型:ミーレ KM6311LPT
換気扇
L型:富士工業 CLRL-ECS-901LW
アイランド型:アリアフィーナ センターバルケッタ CBARL-952S
その他
ハーマン 高速オーブン DR514CST